Testimonial: G.S.さん (Male / Washington Olin MBA)

錯綜する情報の中で惑わされずに自分に合うものだけを選ぶ

<出願プロセス全般>
出願プロセス全般に関するカウンセリングを Reveの日本人カウンセラー田中氏にお願いしました。 Reveのカウンセラーに会うまでは、某大手予備校の無料カウンセリングで毎回違うカウンセラーからごく一般的な情報しか得られず、自分のやっている事が正しいのか分からないまま無駄に時が過ぎて行くという非常にフラストレーションの溜まる日々でした。

田中氏は、私の英語力・バックグラウンドを考慮した上で、現時点で何をやるべきか、数カ月後には何を終えていないといけないのかなど的確なアドバイスをその都度与えてくれました。また、受験プロセスの様々な場面で疑問点(例えば、 applicationの記入方法とか)が出てくるものですが、些細なことでも親身になってサポートして頂きました。さらに、ネイティブカウンセラーとエッセイを開始する前に日本人カウンセラーと日本語でじっくりエッセイのネタ出しが出来たことも、英語が苦手な私にとっては非常に効果的なものでした。

人によっては初めからネイティブとカウンセリングを開始する人もいますが、私にとっては Reveのカウンセラーのように親身になって相談に乗ってもらえる日本人カウンセラーと出会えたことが、出願戦略立案についても精神的な意味でも大きな支えとなりました。

<時間の作り方>
仕事をしながら進める MBA受験では勉強時間を効率的に確保することが非常に重要だと思います。かく言う私も勉強時間の確保には大変苦慮しました。まず、 4時間睡眠を習慣づけ、家では一切勉強しないという生活スタイルを確立しました。平日は出社前の 1時間を会社の近くのスターバックスで勉強に充て、昼休みも急いで昼食を食べて残り時間を勉強に充てました。退社後、六本木にある Academy Hills で23時過ぎまで勉強し帰宅するということを習慣づけました。電車の中では GMAT SCをカード化した問題を解いたり、英字新聞を読んだりしていました。電車(特に深夜は酔っ払いがうるさい)ので常に耳栓をして集中力を高める様に心がけていました。休日は 8時から 23時過ぎまで Academy Hillsに籠って勉強していました。もちろん体調を崩した時や試験前等は睡眠時間を多く取るように心がけていました。

<テスト対策>
純ドメの私はとにかくスコアメイクに苦しみました。 TOEFL(CBT)は 170(最終的には260 )から、GMAT は450 (最終的には640)からのスタートで、テストのテクニックだけでは到底補えるレベルではありませんでした。 ALAの N氏とテスト攻略のテクニックだけではなく英語力そのものを向上させるメニューをまさに二人三脚で消化していきました。 MBA受験のテスト戦略はそれぞれの英語力によって大きく異なります。

大手予備校はもともと英語力がある人が、テクニックを覚えることによって高得点を取ることはできますが、そもそも英語力そのものに難がある私にとっては大手予備校での授業は効果的ではなかったと思います。私がテスト対策で特に気をつけていたことは「手を広げすぎない」ということです。誰もが「早く高得点を取りたい!」という焦りと戦っていますので「あの教材が良い」とか「あの先生がよい」とかいろいろな情報が錯綜すると思います。そんな中で早く自分の信頼できる先生や勉強方法を見つけて、その軸をブラさずにそれ信じてやり続けることが重要だと思います。私は、 GMATのパターンを叩き込むために OGの問題を憶えてしまうほど何度も何度も繰り返し解きました。とにかく OGだけは徹底的にやりこんだという自信がありましたので本試験の際の精神的な拠り所となりました。

もう一度受験するとしたら、 RC対策を早期から開始すると思います。 RCは精読よりも文章全体の構成をできるだけ速く理解することが高得点の鍵となりますので、速読トレーニング等で速く、大意を掴む訓練を受験プロセスの早い段階から始めることをお勧めします。

<エッセイ対策>
エッセイ対策は Reveの英語ネイティブカウンセラーにお願いしました。日本人カウンセラーと事前に日本語ベースでネタ出しをしていた為、特段エッセイのネタで困ることはありませんでした。私にとってエッセイは受験プロセスの中でも最も好きなタスクでしたので基本的にはいつも楽しくエッセイを書くことができました。まず字数制限を無視して書きたいことをひたすら書き、英語ネイティブカウンセラーがインパクトのありそうなトピックを中心に余分な文章をどんどん削って最終形に近づけていきました。 Reveの英語ネイティブカウンセラーは補足の甘い主張に関して鋭く突っ込みを入れ、さらに深く考えることを要求してきますので、彼女とのやり取りの中で自分の主張がより明確になったり、潜在的な思想が引き出されていき、その結果としてインパクトのあるエッセイが最終的には仕上がったと思います。 Why this school? については必ずその学校の学生や卒業生と会って話をしたり、メールで情報を十分に得てから書くよう心がけていました。

<インタビュー対策>
私ははっきり言って 12月末まで英語が話せませんでした。 MBA Tourに行ってもブースに外国人アドミッションがいる学校は避けていたくらいです。GMATを 12月末で終え、1 月上旬から出願の最終準備とインタビュー対策に特化しました。実際のインタビューまでの残された時間でとにかく英語を話す機会を増やすということを心がけました。毎日英語を話し続けることにより昨日うまく言えなかった表現を今日もう一度言うチャンスを強制的に作ることことができ、表現のバリエーションが飛躍的に伸びていきました。具体的なトレーニング方法は以下の通りです。

まず、ALA のM 氏に週一でマンツーマンのインタビュートレーニングをお願いしていました。インタビューはスピーチではなく会話に近いので、とにかく簡潔に回答することを彼から学びました。実際にどの学校のインタビューでもまさに会話のような感じで、話したいことは沢山ありましたが会話の流れを重視して要点だけを述べるように心がけました。

加えて、巷のマンツーマン英会話スクールに行き、ほぼ毎日2 レッスン受けていました。講師を自由に選べるスクールだったので、様々なアクセントに慣れる為と初対面の緊張感を常に感じる為に必ず初対面の先生を選択するように心がけました。そのスクールは自分でレッスンをカスタマイズできるので、教科書などは使わずに毎回モックインタビュー形式のレッスンをお願いしました。上述の M氏 から学んだ表現や内容の組み立て方を英会話スクールで早速使うことにより、その表現が自分のものになっていきました。

更に、毎日決まった時間にネイティブスピーカーから電話がかかってくる Daily Call というサービスを利用し、出社前の15 分間、毎朝と電話でフリートークしていました。これは特に気をつけていることはありませんがとにかく聞き手に回らないように自分から話すように心がけました。

<総論>
MBA 受験全体を振り返ってみて大切だと思うことは『信頼できるパートナー(カウンセラーやTOEFL やGMAT講師)を見つけること』だと思います。仕事をしながら進めていく MBA受験は時間との戦いです。ほとんどの applicantが時間に追われて勉強し、 applicationを作成しています。そんな焦りの中で様々な情報が錯綜し、自分の方法が正しいのかどうか疑問に思うことも多々あります。その時に支えとなるのは親身になって相談に乗ってくれるカウンセラーや講師の存在です。そしてそのような supportiveなパートナーを見つけたらその人達を継続的に信頼することだと思います。実際に私は、受験全体の戦略を Reveの日本人カウンセラーと、エッセイ戦略を Reveの英語ネイティブカウンセラーと、テスト対策を ALA N氏と、インタビュー対策を ALAの M氏とまさに 2人3 脚で進めて行きました。彼らと継続的なパートナーシップにより自分の方向性は正しいということを常に確認することができ、精神的にも安定して過ごすことができました。

また、『苦楽を共にできる仲間を見つけること』も非常に大切です。私は Reveを通じて素晴らしい受験仲間と出会いました。お互いに悩みを打ち明け、励まし合い、苦楽を共にした仲間がいたからこそ最後まで志高くやり抜くことができたのだと思います。

最後に『決意』の重要性を挙げたいと思います。 MBA受験のプロセスはとても長く苦しいものです(特に純ドメにとっては)。当初の決意を最後までやり抜いた人はきっと満足行く結果が付いてくるでしょう。最後までやり抜くなんてことは才能とかそんな高尚なものではなく、ただやればいいだけです。私自身は相当悩んだ上で MBA留学を決意しましたので、強い『決意』が最後まで根気よく勉強する原動力となったのだと思います。